失われたドカポン

Lagoと申します。気ままにドカポンについて語ります。主に攻略や仕様等を解説していきますがブログ素人なので多々見にくい箇所あります。ブログ名はNintendo SwitchとPlayStation4で発売されたドカポンUP!が大爆死したところからきてます。

ドカポンUP! 個人的評価・感想

今回はドカポンUP!について総プレイ時間が500時間を超えそうな筆者の超個人的な評価と感想を記載していきたいと思います。

全体的な評価に関して

全体的な評価としては他のドカポンシリーズよりマイルドな仕様になっていますが、仕様を理解しているプレイヤー同士なら楽しくプレイできる分類だと思います。何よりコンシューマー初のオンラインプレイに対応したところは評価できます。しかしながら、幾度のアップデートによりまともになったところもありますが、重大な欠陥も残っているのも事実であります。筆者としてはAmazon等で酷評されているほど評価は低くはないが、他のドカポンシリーズをプレイヤーとできる環境があれば、そっちをやるかなっていう感じです。

マルチプレイ(オンライン)に関して

こちらの表題が本題になると思いますので、こちらにシステム面等も記述します。アプデにより改善された点に関しては特に記述しません。

評価点

  • 歴代最多のプレイヤブルキャラ数で多様性がある。さらに声優が豪華である。
  • コンシューマー初のオンライン対戦対応が可能である。(改善点にも記述アリ)
  • オンライン対戦でスタンプ機能が使用でき、盛り上がり要素がある。種類も色々あり、さらにボイス付きでGoodです。
  • 頭装備で見た目で楽しむ要素が追加されている。
  • 攻撃×防御による防御側の軽減率が大きい為、対人戦においては他のドカポンシリーズで良くある「攻撃」コマンドですぐ死ぬようなことがなく、他のコマンドによる読み合い要素が大きくなっている。(改善点でも記述アリ)

改善点

  • 他のドカポンシリーズでも同じ宿命だが、キャラ性能のバランスが悪い。
  • マルチプレイで従来のストーリーモードをプレイすることができない。これに関しては、せめてオフラインでドカポンDX形式までは最低でも頑張ってほしかったところ。
  • 一部のマップがくそマップで実質遊びたいマップが限られている。またダンジョンがないので、RPG要素が薄れている。
  • 全体的にUIが悪い。従来のドカポンのように×ボタンでルーレットを回せない為、少しストレスがたまる。
  • マップが少しズーム気味で見ずらい。さらにおまかせ時にズーム機能を使用できない。
  • COMが「つよい」でも弱すぎてプレイヤーのカモにされてしまう。
  • レベル上限が50だが99でも良かったと思う。レベルアップでHPが回復しないため、上限に達すると実質弱体化みたいになっている。
  • 名前変更やウンチを乗せたりといたずら要素が消え、ドカポンらしさが無くなっている。
  • 村の上納金が少額すぎて全く機能していない。また高レベル帯だと村の価値が現金と比べてあまり機能していない。
  • オンライン対戦でフリーズで止まってしまう。もはやゲームとして成り立っていない為これはかなりのマイナス点。止まった場合はセーブしたところからやり直せるが、これがさらにテンポを悪くしている。
  • PS4とSwitchのクロスプレイ未対応。
  • オンライン対戦の募集に参加する際、何ターンかを確認することができない。
  • 初期の酷評の多さもあり野良の人口が皆無である。
  • 攻撃×防御による防御側の軽減率が大きい為、雑魚敵が2ターン以上かかることがざらにあるため、テンポが悪くなってる。また、雑魚戦では実質必殺ゲー、攻撃極意ゲーと化している。雑魚敵は従来の防御倍率で、大型ケモノと対人戦は今回の防御倍率のように分けるとまだ違ったのかもしれない。
  • アプデ後も全体的に説明不足感が残っている。

その他気になる点

  • マップが狭い。これはオンライン対応のため仕方ないかなと思いますが、もう少し多様性が欲しかった。人によってはドカポンキングダムやドカポンⅣのような感じを求めていると思います。
  • 4バイン以上がない。マップが狭いので仕方ないといえば仕方ない。
  • 先攻・後攻カードが自動的に決まる。これは1/2なので実際は変わらないのだが、演出面として重要な要素だとは思います。
  • 転職要素がない。自分は気になりませんが、人によっては「これがドカポンだろ」という考え方もあると思います。
  • お店の品のラインナップが変わらない。
ストーリーモードに関して

これはクソです、苦行です。頭装備を手に入れれるが無理してやる必要はないです。単純につまらないので、マルチプレイもせず手放した人も多いのでは?これに関しては世間の評価は妥当です。

うたわれるもの」コラボに関して

うたわれるもの」シリーズとのコラボですが、個人的には従来のオリジナル仕様の方が良かったと感じます。理由としては、

  • うたわれるもの」自体が周りに周知している人が少なく従来のドカポンファンで知らない人は???って感じに間違いなくなっている。これにより手に取らなかった人もいると思われる。(筆者も???って感じでしたが、スマホ版「うたわれるもの」をプレイして予習してきたので、プレイする頃には大丈夫でした)
  • アイテムや装備等が「うたわれるもの」の世界観になっていて、ぱっと見効果がイメージしにくい為、結果的に遊びにくくなっていた。これは結構受け付けない人が多いと思います。
  • 他のドカポンシリーズのキャラクターの雰囲気が個人的に好みであった。

まあ、「うたわれるもの」シリーズは実際やってみて面白いかったので、やるきっかけになったのは良かったと思います。

グラフィックに関して

グラフィックに関しては特に可も不可も無しです。ドカポンにグラフィックは求めていないので、グラフィックに力を入れるくらいなら他のところに注視すべきだと思います。2Dでも問題ないくらい。ただし、道具屋の店員は可愛くて良い。

音楽に関して

うたわれるもの」シリーズは良い曲が多いので、本編からたくさん曲を引っ張ってきてほしかったところ。正直「うたわれるもの」ファンでも???って曲が多いと思われる。コラボがなのにここがちょっと中途半端感が出ている。個人的評価としては盛り上がるような曲や印象に残る曲がなく微妙。サントラは要らないかな。「不安定な神様」歌いながらドカポンしたかったやろ??

DLCに関して

せっかくだったら第一弾以外も追加してほしかった…。「うたわれるもの」はキャラの数や舞台の数が多いのでその長所を生かせると思ったので残念です。第一弾は最初から追加してほしかったのが本音ですが。もっと適任なキャラもいると思いますが、大人の事情ですかね。

 

長々と書きましたが、醍醐味であるオンラインプレイは仕様を知っている人同士であれば十分楽しめる領域にはなっていますが、ドカポンシリーズとしては少々インパクトが弱めかなという感じです。おそらくドカポンをプレイされる年齢層は20代後半~30代前半あたりだと思うので、過去の要素はほぼ網羅してほしかったところです。記事は以上になります。

※こちらの記事はVer.1.0.4 のときのものになります。